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琉球大学は、沖縄県及び沖縄県立芸術大学と三者共催にて、令和5年10月29日(日)に沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)にて第16回琉大未来共創フォーラム「首里城再興学術ネットワークシンポジウム2023」を開催いたします。基調講演に高良倉吉先生を迎え、様々なステークホルダーのご協力のもと、全4部構成のシンポジウムを開催いたします。
事前申し込み制で参加費無料です。皆様奮ってご参加ください。
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講演要旨をご覧いただくことが出来ます。
開会挨拶:(13:00~13:05)沖縄県立芸術大学長 波多野 泉
第1部:基調講演(13:05~13:55)
高良倉吉(琉球大学 名誉教授)
【講演概要】
首里城復元プロジェクトは私にとって、沖縄の過去・現在・未来を見通す仕事であった。多くの人びとの英知と努力を結集し、失ったものを取り戻す―その事業の一端を担う存在でありたかった。この覚悟は、個人的な動機からではなく、歴史を振り返ることによって与えられた責務だと理解している。そして、失ったものを取り戻す事業は様々な分野において推進されている。歴史が与えた、現在を生きる私たちの課題について述べたい。
第2部:口頭発表(14:00〜15:00)
首里城の復興及び沖縄の歴史・文化の再発見等に関する取り組みを行っている学術機関、行政機関及び団体等から選出された下記のテーマについて、各機関の代表者による発表が行われます。
勝美直光(内閣府 沖縄総合事務局 首里城復元整備推進室)
仲村政克(沖縄県 土木建築部 首里城復興課 復元整備班)
カストロ・ホワン・ホセ(琉球大学 工学部)
第3部:ポスターセッション(対面のみ 15:05〜16:05)
*オンラインでのポスター発表はありません。
関係機関から募集した首里城の復興及び沖縄の歴史・文化の再発見に関する研究・取り組みについて全16題のポスター発表を行います。
昆 健志(首里城再興学術ネットワーク/琉球大学 研究企画室)
P02 沖縄バスケットボールの起源および戦後復活の様相と首里城の関わり
張本文昭(沖縄県立芸術大学 全学教育センター)
麻生伸一(琉球大学 人文社会学部)
嘉数 晋(沖縄県立首里高等学校 進路指導部)
知花史騎(沖縄県立首里高等学校 3年)
P04 壁新聞から知る首里城と沖縄~文系フィールドワークの取り組み~
具志堅加奈(沖縄県立那覇国際高等学校 地歴公民科)
P05 首里城正殿赤瓦の金型製作における3Dデジタル技術・5軸加工技術の活用
伊佐和彦(一般社団法人ものづくりネットワーク沖縄)
P06 首里城等文化財修復を見据えた森林・林業の取組について
大城慎吾(沖縄県農林水産部 森林管理課 資源活用普及班)
P07 琉球大学首里城キャンパス時代に発掘された鉄製刀剣の分析及び
P08 道路街路樹として植栽されたリュウキュウコクタンの賦存量調査
谷口真吾(琉球大学 農学部)
波名城 翔(琉球大学 人文社会学部)
主税英德(琉球大学 国際地域創造学部)
星野高徳(琉球大学 国際地域創造学部)
宮下草伸(沖縄県土木建築部 首里城復興課 復興推進班)
新垣翔也・田邉朗仁
(沖縄県土木建築部 首里城復興課 復元整備班)
青山洋昭(琉球大学 研究基盤統括センター)
山極海嗣(琉球大学 島嶼地域科学研究所)
平良 渉 (琉球大学 博物館(風樹館))
昆 健志 (琉球大学 研究企画室)
川端 卓・舟津誠也(SCSK株式会社 地域共創事業開発部)
P16 「王都首里を感じられる空間の創出、歴史文化資源等の保全・整備・活用」
伊良波朝義・平良斗星(NPO法人首里まちづくり研究会)
第4部:パネルディスカッション(16:10〜17:05)
基調講演、口頭発表、ポスターセッションでの提言などを踏まえ、「復興の現在地と今後の展開と学術ネットワークの役割」をテーマに、首里城復興の現在地と今後の展開、学術ネットワークの果たす役割について、各分野の有識者による討論が行われます。
【学術】
琉球大学 名誉教授 高良倉吉
【行政】
内閣府沖縄総合事務局 首里城復元整備推進室 副室長 勝美直光
沖縄県 土木建築部 参事 仲本 隆
【まちづくり】
NPO法人首里まちづくり研究会 副理事長 いのうえ ちず
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 会長 下地芳郎
SCSK株式会社 地域共創事業開発部長 川端 卓
【ファシリテーター】
琉球大学 理事・副学長 木暮一啓
閉会の挨拶:(17:05〜17:10)琉球大学長 西田 睦