*琉大学術リポジトリの「首里城」検索結果が表示されます
「首里城再興学術ネットワーク(仮称)」の設立(準備中)を踏まえ、首里城再興に貢献する研究を推進することを目的としたプロジェクトを立ち上げます。首里城の再興とどのように関連するのかを明確に提示した研究を実施する予定です(現在、学内で支援研究を公募中)。
本プロジェクトは琉球大学の教員を対象としていますが、本ネットワークでは、組織の枠を超え首里城再興に学術面から貢献することを目指しており、他大学や学外組織と連携した提案も可能です。
首里城再興に貢献する研究と言っても、その課題は多岐にわたっていると考えられます。例えば、沖縄県の「首里城復興の基本的考え方」においては、首里城の復元はもとより首里城に象徴される琉球の歴史・文化の復興に取り組むとし、観光。施設利用、文化財の保全・復元・収集、伝統技術、まちづくり、歴史、文化、教育などが掲げられています。
本プロジェクトは「首里城(という建物)の再建」に限定するものではなく、多様な分野・視点からの研究の実施が期待されています。
予算額が300万円で数件採択予定の小規模なプロジェクトですが、この研究費をきっかけにさらに首里城再興に貢献するプロジェクトが展開していくことを本ネットワークは願っています。
令和3年度:採択・実施中。
公募情報サイトはコチラ(琉球大学 総合企画戦略部 研究推進課のHP)
令和2年1月 松本琢也 氏 撮影
No. 01 ウラジロガシとイヌマキ木材の強度試験(CASTRO Juan Jose 工学部教授、島嶼防災センター長 併任)
〜 首里城正殿再建に使用する県産木材の基準強度評価プロジェクト
No. 02 非破壊的な理化学分析による首里城瓦の製作技術の変遷の解明(琉球大学 × 沖縄県工業技術センター)
No. 03 複層的な首里歴史まちづくり─城下町首里の都市形成史─(小野 尋子 工学部准教授)
No. 04 複層的な首里歴史まちづくり─歴史資源の多元性と新たな地図化─(越智 正樹 国際地域創造学部教授)
*令和3年度採択プロジェクト No. 05〜No. 08 準備中