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━━━━━━━━━━━━━━━ vol.046 ━ 2022.6.2 ━━
首里城学術ネットワーク メールマガジン
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*このメールは、首里城再興学術ネットワークのイベントに参加された方、
沖縄県振興審議会委員等情報交換会ご案内メンバー、
およびメール配信を希望された方などにお届けしております。
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こんにちは! 首里城再興学術ネットワークのメルマガ担当です。
沖縄では5月4日に梅雨入りが発表されました。
なんでも、過去10年間でもっとも早い梅雨入りだそうですね。
暑くなったり寒くなったり、体調管理が難しい天気が続きますが、
読者の皆さまは健やかにお過ごしでしょうか。
さて、去る5月15日に沖縄は本土復帰50周年を迎えました。
各所で50周年を記念した行事がたくさん予定されており、
ミーハーな私は少しワクワクしています。
今号では、そんな沖縄本土復帰50周年を記念したイベントやWEBサイトのご紹介と
最新の首里城関連のニューストピックを併せてお届けします!
【1 沖縄本土復帰50周年記念イベントについて】———————————
■沖縄復帰50年記念式典開催(NHKウェブサイト)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220515/k10013627111000.html
復帰50周年特設サイト(沖縄県ウェブサイト)
https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/fukki50/50th.html
東京と沖縄の2会場を繋いでの開催となった式典では
天皇皇后両陛下もオンラインでご参加されました。
県民代表のあいさつには、沖縄住民として奮励の気持ちを覚えました。
また、式典中の 那覇高等学校の皆さんの合唱「てぃんさぐぬ花」は
透き通った歌声で心を震わせられました。
下記からアーカイブ配信動画も視聴いただけます。
https://www.okinawahukki50.go.jp/event/50th_kinensikiten.html
■佐藤惣之助詩碑再移設、首里城公園で記念式典
(東京新聞ウェブサイト)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/178645
詩にはほとんど親しみがなかったのですが、
記念碑に刻まれている「宵夏」はしっとりとした穏やかさと
はかなさが感じられる詩で素敵だと感じました。
沖縄に生まれ育ったものの、琉球・沖縄の詩や歌に触れる機会がなかったので
これから学んでいきたいなと思います。
■ 沖縄本土復帰50年 つなぐ未来へ
(NHKウェブサイト)
https://www.nhk.or.jp/okinawa/fukki50/
沖縄の先人たちが背負ってきた歴史の記憶・思いを次世代につなぐをコンセプトに、
さまざまな番組やイベントの情報を発信する特設サイトです。
沖縄本土復帰からの50年についてまとめられたページができていました!
沖縄だけでなく、全国や世界に同じ時期何が起こっていたかが
タイムライン形式にてわかりやすく掲載されています。
沖縄タイムライン(NHKウェブサイト)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/okinawa_timeline/?cid=orjp-article-okinawa-18
■沖縄本土復帰記念日5月15日より「御城印」・「御城印帳」が発売
(首里城公園ウェブサイト)
https://oki-park.jp/shurijo/information/detail/7037
この度、沖縄本土復帰50周年を記念し、
首里城公園オリジナルの「御城印」・「御城印帳」が発売されました。
表紙のデザインは紅型『苧麻白地鳳凰と扇牡丹文様両面紅型単子供衣装
(ちょましろじほうおうとおうぎぼたんもんようりょうめんびんがたこどもいしょう)』
をモチーフにしているとのこと。
黄色と青色のはっきりとしたお色味がとってもかわいらしいですね。
文様も美しく、そのほかの美術工芸品についても知りたくなりました。
↓その他、沖縄の美術工芸品についての解説はこちら
https://oki-park.jp/shurijo/3499/3987
【2 首里城関連イベント&トピック】————————————————
■首里城正殿の復元に向け木材の保管倉庫 本格着工
(QABウェブサイト)
https://www.qab.co.jp/news/20220511150958.html
木材保管倉庫建設のため、世界文化遺産の正殿の遺構は5/22より公開を一時中断しています。
倉庫の完成は9月末の予定とのことです。
正殿復元に向け着実に前進している実感が湧きますね。
↓首里城正殿基壇遺構についての解説はこちら
『世界遺産「首里城正殿基壇遺構」とは?』
(一般財団法人沖縄美ら島財団ウェブサイト)
https://oki-park.jp/shurijo/blog/detail/6931
■バーチャルOKINAWAで世界遺産「首里城エリア」公開中!
(PR TIMEウェブサイト)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000062459.html
「メタバース」の世界で沖縄をバーチャル体験することができるプロジェクト
「バーチャルOKINAWA」にて、首里城エリアが公開されました!
なお、バーチャルOKINAWAはVRプラットフォーム「VRChat」にて公開されて
おりましたが、今後はスマートフォン対応のWEBブラウザ版(簡易体験版)
を導入し、5月下旬に公開する予定とのことです。
私はVR機器を持っていないので、スマートフォンでの体験が楽しみです!
バーチャルOKINAWA/VIRTUAL OKINAWA YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=EyQXjyJwrTI
バーチャルOKINAWAウェブサイト
https://virtualokinawa.jp/news/news-news/voki_syuri/
■首里城とノートルダム大聖堂をウェブ展示
(九州大学ウェブサイト)
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1748
本展覧会冒頭部でも問いが投げかけられているように
古い部材が失われてしまった文化遺産を「復元」することと、
オリジナリティであることを重要視する従来のオーセンティシティ(真実性)理解は、
一見相入れないように考えられます。
しかし、ノートルダム大聖堂も首里城も、多くの人々が望み、復元の道を選びました。
人々が建造物復元に見出した価値や意義とは何なのでしょうか。
本展覧会では、そういった純粋な問いに対する考察を
美しい画像とわかりやすい文章を用いて、細かく章立てし論じているため、
コラム的な感覚で気軽に読むことができます。
中でも私が特に印象に残った章は、考古遺物に変わるがれきという章です。
小さながれきも人々の愛着や思い出がそれに大きな価値を創出することがあり、
また、各個人でそれらの認識は異なるということが示されており、
私個人が考える首里城再興とは何だろうと改めて考えることができました。
今回も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます!
50周年という節目に歴史を振り返ってみると、
激動の時代を強く生き抜いた先人たちへの感謝と自身への奮励の気持ちを感じます。
私の家の仏壇は遠いところにあるため面と向かってではないですが、
ご先祖様にこれからも前向きに頑張るよ!という気持ちを込めて
ワンルームの自室からうーとーとーしました。
さて、〆が長くなってしまいましたが、
前号に引き続き、今回も中の人を変えたメルマガでした。
拙い文章だったかと思いますが、
皆様に少しでもお楽しみいただけておりましたらとても嬉しいです。
それでは、次号も元気にメルマガをお届けできるよう努めますので、
引き続き、お付き合いお願いいたします!
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