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━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.020━2020.11.25━
首里城学術ネットワーク メールマガジン
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*このメールは、首里城再興学術ネットワークのイベントに参加された方、
沖縄県振興審議会委員等情報交換会ご案内メンバー、
およびメール配信を希望された方などにお届けしております。
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こんにちは! 首里城再興学術ネットワークのメルマガ担当です。
前号から少し間が空いてしまったのですが、
皆さまにおかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか?
最近、オンラインミーティングで沖縄県以外の方とお会いすると、
半袖姿が自分だけで少し恥ずかしい時もあるのですが、
儀礼的な必要が無ければ、まだ長袖や上着を身に着ける気になれない今日この頃です。
さて、今号のメルマガは、全国的にコロナ第3波への警戒感が高まっているところですので、
オンラインで体験できる首里城関連イベントを中心にお届けします。
【1 芸大文化講座[首里城と琉球・沖縄文化]オンデマンドで開催中】———————————
このメルマガでも、以前お伝えした
沖縄県立芸術大学附属研究所の文化講座[首里城と琉球・沖縄文化]ですが、
WEBサイトを拝見すると、これからでも申し込み可能なようです。
申し込み先へのリンクは、↓↓↓コチラ↓↓↓になります。
■沖縄県立芸術大学 文化講座[首里城と琉球・沖縄文化]案内(沖縄県立芸術大学附属研究所WEBサイト)
http://www.ken.okigei.ac.jp/lectures/pg124.html
本講座は、既に第6回まで講義が終了していますが、
終了分の講義については、受付後に通知されるサイトで追っかけ視聴することができます。
全14回の講義は、歴史、文化、芸能、建築、美術などをご専門にする先生方がオムニバスで担当されていて、
毎回、担当される先生独自のスタイルで講義が進むので、その点も興味深いです。
本日(11月25日)以降の第7回から第14回までの講義タイトルを配信予定順にご紹介いたします。
「首里城と民俗芸能」、「首里城と祭祀」、「首里城と琉球音楽」、「首里城と建築様式」、
「首里城と琉球絵画」、「首里城と漆芸技術」、「首里城と金工文化」、「首里城と染織文化」
いずれも自分で書籍などから知識を得るのが大変なテーマですよね。
1時間前後の講義でエッセンスや導入部を専門の先生から教えていただけるので、とてもおススメです。
【2 「Google Arts & Culture」内に[首里城復興]コーナー開設】———————————
世界中の美術館が所蔵する絵画などを鑑賞できる[Google Arts & Culture]には、
これまでもヴェルサイユ宮殿のように、
建築物のプライベートツアーが体験できるコンテンツがありましたが、
この度、沖縄県との協力により[首里城復興]というコーナーが開設されたようです。
この沖縄県のコレクションには、次の8個のストーリーが展示されています。
①在りし日の首里城
②空からみた首里城の昔と今
③沖縄の歴史や文化を代表する9つの世界遺産
④首里城の旅
⑤記憶をつなぐ―思い出の写真から復元した首里城
⑥琉球の手わざ ―琉球王国の文化―
⑦450年の歴史が生んだ琉球文化日本遺産
⑧首里城正殿―日本と中国の様式を取り入れた琉球独自の意匠
いずれも貴重なデータが詰まったストーリーですが、
その中でも、圧倒されたのは、
[⑤記憶をつなぐ―思い出の写真から復元した首里城]でした。
このメルマガでもご紹介した
[みんなの首里城デジタル復元プロジェクト]が生成した
[首里城正殿の3D復元モデル]に関するストーリーで、
3D復元モデルの構築には、国内外の3千人以上の方から提供された8万枚以上の写真の投稿から、
別々の人が異なる日時に撮った2千枚以上の写真を使ったとの紹介があります。
写真を提供した皆さんが首里城で過ごした思い出の瞬間を重ねて復元された3Dモデルは、
デジタルデータとしても大変貴重なものだと思いますが、
それ以上に、プロジェクトの始動までのメンバーの想いや、
提供された写真1枚1枚に込められた想いが、次元の異なる価値を与えているように感じました。
これらのコンテンツは、英語と日本語で提供されているため、
海外の方にも、琉球王国の歴史や文化も含めた首里城を知っていただけると思います。
■首里城復興(Google Arts & Culture)
https://artsandculture.google.com/project/castles-of-japan
■沖縄県のコレクション(Google Arts & Culture)
https://artsandculture.google.com/partner/okinawa-prefecture
□記憶とテクノロジーがつむぐ首里城(Google Japan Blog)
https://japan.googleblog.com/2020/10/reconstructingshurijocastle.html
※玉城デニー知事のインタビューも掲載されています。
□Google Arts & Culture「首里城復興」コンテンツの発表!(沖縄県公式首里城復興サイト)
https://www.shurijo-fukkou.jp/topics/1605586795/
□OUR Shurijo みんなの首里城デジタル復元プロジェクト(プロジェクトWEBサイト)
【3 首里城ネットWEBサイト トピック】———————————
こちらも、オンラインで楽しめるイベントなどを中心に情報を共有いたします。
1.【すいまち研】第2回 観光と首里まちづくりシンポジウム、アーカイブ化されました!(すいまち研YouTubeチャンネル)
https://www.youtube.com/watch?v=FrVkfnopaDU
メルマガ第18号でご案内したNPO法人首里まちづくり研究会(すいまち研)のシンポジウムの動画が視聴できます。
2時間のコンテンツですが、テンポの良い進行で、
これまでの取組や課題の整理など、長さを感じずに視聴できます。
すいまち研メンバー以外にも、
沖縄県が設置する[「首里城復興基本計画」に関する有識者懇談会]の下地芳郎座長、
本学工学部教授で、都市計画をご専門とする清水肇先生が登壇者として参加し、
これまでのワークショップでの意見、行政への提案内容の説明や今後の展開などに対してコメントされています。
2.「首里城復興基本計画」に関する有識者懇談会の各部会の配布資料など(沖縄県公式HP)
https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/chijiko/tokumei/keikakukonndannkai.html
沖縄県公式HP内の特命推進課のページに、
本学の先生方も委員として参加されている有識者懇談会、及び、
懇談会に置かれた2つの部会の配布資料や議事録などが掲載されています。
12月には、各部会で復興基本計画(案)が検討されるようですので、
それぞれの部会では何を目標に、どのような課題が検討されているのか、
配布資料や議事録でチェックしていると、新聞記事やニュースで部会等の情報に触れた際、
単なる出来事の整理としてではなく、
その背景を踏まえた濃い情報として整理することができそうです。
個人的な感想となりますが、
懇談会だけでなく各部会の配布資料は、とてもスッキリとまとめられているように思います。
資料を目にする方に考える余地を残した、おしゃべり過ぎない資料なのですが、
考えるための情報をきちんと提供する作りとなっているので、
今後の資料作成の手本として見習わせていただきたいです。
特に、第2回 琉球文化継承・振興部会の[資料1「琉球文化ルネサンス」の捉え方について]と、
第2回 新・首里杜構想検討部会の[資料1 新・首里杜構想の策定について]は、
同一の組織文化に属さないメンバーに、
抽象的な事項を検討していただくための資料のテンプレートにしたいと思いました。
3.附属図書館のブクログに[首里城(2020)]が作成されました!(ブクログ 琉球大学附属図書館/タグ[首里城(2020)])
附属図書館のブクログアカウントで、首里城コーナーが開設されました!
このアカウントでは、展示で利用した資料などを紹介しているようで、
[首里城(2020)]のタグが付けられた書籍などは39個あり、
貸出の可否や収められている本棚などの所蔵情報がチェックできます。
これらの書籍などは、附属図書館3階ホールで11月30日まで期間限定で展示されている
[首里城関連資料の展示]の一部を集めたものとなっているようです。
現在、附属図書館は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、
本学の活動制限指針に基づくサービスを提供していて、
附属図書館の入館・利用は、琉球大学の学生・教職員に限定されていますが、
私どもネットワークの活動を紹介するパネルなども展示していますので、
図書館に立ち寄られた際、ご覧いただけると嬉しいです。
□首里城関連資料を展示しています(10/30~11/30)(附属図書館WEBサイト)
https://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=30150
オンラインの活動をメインにした第20号、いかがでしたでしょうか。
コロナの感染拡大の状況次第によっては、
次号もオンラインでアクセスできる首里城復興関連情報をお届けすると思いますが、
引き続きよろしくお願いします。
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