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━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.014━2020.08.26━
首里城学術ネットワーク メールマガジン
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*このメールは、首里城再興学術ネットワークのイベントに参加された方、
沖縄県振興審議会委員等情報交換会ご案内メンバー、
およびメール配信を希望された方などにお届けしております。
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こんにちは。 首里城再興学術ネットワークのメルマガ担当です。
台風第8号の大雨による土砂災害などにより、
常ならぬ生活に直面されている皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。
台風自体は過ぎ去ったものの、
天気予報によると、まだまだ雨は続きそうですので、
これまでの大雨の影響を受けた災害や道路の冠水への警戒が必要なようです。
さて、今号のメルマガは、
本日NHKで放送される首里城に関連する番組の情報や、
沖縄県が首里城火災の再発防止を検討するためにに設置した委員会における議論などをお届けいたします。
【1 本日放送!NHK歴史秘話ヒストリア「あざやかなり首里城」】———————————
沖縄の歴史を首里城からひも解くというスタンスで、
戦後の「首里城復元プロジェクト」を取り上げるようです。
□NHK 歴史秘話ヒストリア「あざやかなり首里城」(番組WEBサイト)
https://www4.nhk.or.jp/historia/x/2020-08-26/21/13379/1458435/
放送日時:8月26日(水)午後10:30~11:15
再放送:9月1日(火)午後3:08~3:53
□附属図書館Twitterによる情報
https://twitter.com/ryukyus_lib/status/1295869448725778432
【2 第3回 再発防止検討委員会が開催されました:沖縄県】———————————
8月21日、沖縄県が設置した「首里城火災に係る再発防止検討委員会」の
第3回目の委員会が開催されました。
3月に開催された第1回委員会での状況の確認、
4月の第2回委員会での火災現場視察と那覇市消防局との意見交換を経た
第3回委員会では、再発防止策が議論されたようです。
委員からは、今回の火災のような夜間の火災以外にも、
日中の火災などを想定し、文化財などの保守だけでなく、
来園者の速やかな避難の必要性が指摘されたようです。
今後、委員会では、
9月の中間報告及び来年3月の最終報告に向けた検討を進めるようです。
■首里城火災に係る再発防止検討委員会(沖縄県公式HP)
https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/koen/shuricatsle-wg/relapseprevention.html
□首里城火災 県の再発防止検討委員会(YouTube【琉球放送】RBC NEWS)
https://www.youtube.com/watch?v=6tIvcw6e8Hk&feature=youtu.be
□障がい者守る視点を 首里城防火策で検討委(沖縄タイムス)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/620200
学内限定となりますが、↓の附属図書館WEBサイトから、
沖縄タイムスを選択し、記事タイトルを検索することで、
全文を読むことができます。
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/dbsys/db_list/index.htm#a04
【3 首里城ネットWEBサイト トピック】———————————
1。デジタル復元の首里城、AMDアワード受賞 一般からの提供写真で立体映像に(琉球新報)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1178065.html
一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)が
毎年過去1年間に発売または発表されたデジタルコンテンツの中から優秀作品またはサービスを審査の上、
選定し、その制作者個人あるいはグループの功績を讃える「AMD Award」において、
焼失した首里城を、一般から提供されたデジタルデータにもとに3Dモデルで復元するプロジェクト
「OUR Shurijo みんなの首里城デジタル復元プロジェクト」
が、地域に根ざしたデジタルコンテンツで最も優れた功績を挙げた団体に授与される
リージョナル賞を受賞しました。
皆さまも、一度は目にし、耳にしたことがあるかもしれませんが、
このプロジェクトの意義が高く評価されたという情報を付加し、
改めてご紹介いたします。
主催者WEBサイトの受賞者プロフィールでは、
コンピュータービ ジョンや画像処理に関する研究に従事する
東京大学の川上玲特任講師を中心に始動したプロジェクトであると紹介されています。
海外からも研究者やエンジニアが参加し、
焼失直後の11月初旬にはプロジェクト開始の一方が報じられていました。
プロジェクトのサイト(注1)のトップページには、
「どうして私たちがやっているの?」という項目があり、
次のような記載があります。
私たちはボランティアで集まったメンバーで、
火事のニュースを見た時、とても悲しく思ったと同時に、
コンピュータ・ビジョンの分野の三次元復元の技術を使って、
みなさんからデータを集め、首里城を復元することに社会的な意味があるように思いました。
首里城の損失は計り知れませんが、
みなさんのデータで復元された3Dモデルは、
きっと多くの方を勇気づけ、長く人の心に残ると思ったからです。
幸い、私たちの中には、様々なことを研究しているメンバーがいます。
アイディアを出しあって、社会に広く意味がある活動をしようと決めました。
研究者や学生、エンジニアの皆さんが、、
自らの研究や業務時間を割いてまで、
このプロジェクトを立ち上げた率直な想いが読み取れるものでしたので、
ぜひご一読いただければと思います。
□第25回 AMD Award '19 受賞作一覧(一般社団法人デジタルメディア協会WEBサイト)
https://amd.or.jp/award/25/works/01.html
□リージョナル賞 OUR Shurijo みんなの首里城デジタル復元プロジェクト(同上)
https://amd.or.jp/award/25/works/25_regional.html
□注1:みんなの首里城デジタル復元プロジェクト(プロジェクトWEBサイト)
2。焼け残った首里城瓦、舞台パネルで再生へ 県立芸大教授らが紅型の意匠施し(沖縄タイムス)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1176079.html
メルマガ第12号でご紹介した
沖縄県による首里城破損瓦等利活用アイデア募集において採択された
沖縄県立芸術大学の山内 昌也 教授のプロジェクト
[舞台『Una-』(御庭) ~HPCと首里城破損瓦による舞台空間の創造~]
の取組が本格的にスタートしたとのことです。
このプロジェクトでは、
破損瓦をHPC(ハイブリッドプレストレストコンクリート)という、
薄さと強度を併せ持つ革新的なコンクリートへと作り変え、
舞台パネルとして活用するようです。
第14号でお伝えしたい内容は以上となります。
来週はいよいよ旧盆、
県内の新型コロナウィルス感染症の発生が減少傾向とはいえ、
医療機関では、ひっ迫した状況がまだまだ続いている状況であるため、
昨年までとは異なる「うんけー」や「うーくい」の風景になりそうですね。
例年とは異なり、旧盆用品の売り場も、
人出が少ないように思いましたが、
買い出しは早めに終えようと思います。
次号も首里城復興に関連したトピックをお届けしてまいりますので、
引き続きよろしくお願いします。
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