*琉大学術リポジトリの「首里城」検索結果が表示されます
メールマガジン目次 > メールマガジン 12
━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.012━2020.07.31━
首里城学術ネットワーク メールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-------------------------------------------------
*このメールは、首里城再興学術ネットワークのイベントに参加された方、
沖縄県振興審議会委員等情報交換会ご案内メンバー、
およびメール配信を希望された方などにお届けしております。
-------------------------------------------------
こんばんは。 首里城再興学術ネットワークのメルマガ担当です。
沖縄県でも新型コロナウィルスのクラスターが複数発生し、
病床利用率も100%を上回る切迫した状況となり、
沖縄県の警戒レベルだけでなく、
皆さまの感染に対する警戒レベルも引き上げられていることと思います。
「驟雨」というより「スコール」という表現が似つかわしい雨後には、
マスクを着用しての活動が辛くなる時もありますが、
いま一度、一人ひとりができる新型コロナウイルス感染症対策である、
・「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避
・手洗い
・咳エチケット
の徹底を心掛けていきたいです。
さて、今号のメルマガも首里城に関連した話題をお届けします。
【1 打合せに同席させていただきました:首里城再興研究プロジェクト】———————————
7月30日(木)に、
第11号でご案内いたしました4件の学内公募プロジェクトのうち、
次の3つのプロジェクトについて、
プロジェクトの実施にあたり協力いただく機関との打ち合わせに同席させていただきました。
①複層的な首里歴史まちづくり─城下町首里の都市形成史─
小野 尋子 准教授(工学部)
②複層的な首里歴史まちづくり─歴史資源の多元性と新たな地図化─
越智 正樹 教授(国際地域創造学部)
③非破壊的な理化学分析による首里城瓦の製作技術の変遷の解明
佐々木 健志 助教(琉球大学博物館 風樹館)
①と②については、
住民の立場から首里城を中心とする首里のグランドデザインを考え、様々な企画に取り組んでいる、
NPO首里まちづくり研究会(すいまち研)との打ち合わせに同席させていただきました。
③については、
瓦を分析する機器の利用について、沖縄県商工労働部 工業技術センターとの打ち合わせに
同席させていただきました。
研究代表者の先生方、すいまち研、工業技術センターの皆さま、
ご協力いただき、ありがとうございました。
また、今回の打ち合わせの模様は、
今後ネットワークのWEBサイトにてご紹介する予定です。
本ネットワークでは、
今後も、採択された4つのプロジェクトが円滑に進むよう、
プロジェクトの実施に必要なサポートを行っていきます。
□NPO首里まちづくり研究会(すいまち研)WEBサイト
□首里城破損瓦等利活用アイデア認定一覧(沖縄県特命推進課HP)
https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/chijiko/tokumei/hasonnkawararikatuyou1.html
今回認定されたのは、14の組織や個人の19のアイデアです。
瓦プロジェクトに参加する本学研究基盤センター
平良 渉 ポスドク研究員が調査分析のために申請した
[首里城破損瓦の学術的調査と保存活用]
も採用されています!
※首里城破損瓦等利活用アイデア認定交付式の様子(ネットワークTwitter)
https://twitter.com/ShuriNet_Ryukyu/status/1289117472067473414
7月31日、沖縄県庁の県民ホールで開催された認定交付式の様子です。
瓦プロジェクトでは、今回いただいてきた瓦と、
首里キャンパス時代に収蔵した14~15世紀の首里城の瓦を
理化学的手法を用いて比較するとのことです。
【2 首里城ネットWEBサイト トピック】———————————
1。首里城「大龍柱」見せる補修 作業場の建設開始 9月から公開(沖縄タイムス)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/605021
火災によるひび割れなどが痛々しい
正殿前の大龍柱を補修するための作業場の建設が始まったようです。
この作業場は無料地区である下之御庭(しちゃのうなー)に設置され、
9月中旬から11月にかけて窓越しに補修の様子を見学できるようになりそうです。
沖縄県が4月に公表した「首里城復興基本方針」に掲げた
「正殿等の早期復元と復元過程の公開」
に沿う取組が着実に進んでいることを実感します。
2。首里城公園ガイドツアー再開(RBC NEWS)
https://www.youtube.com/watch?v=1yIVveo690U&feature=youtu.be
首里城公園では、火災や新型コロナウイルスの影響で中止していた
首里城のガイドツアーを7月23日から再開したそうです。
解説員の方から、世界遺産である正殿の遺構などの説明を受けることができる魅惑のツアー、
遺構が間近に見学できる期間に参加したいものです。
所要時間や受付方法などは、↓↓↓にてご確認ください。
□首里城公園 ガイドツアー(首里城公園WEBサイト)
http://oki-park.jp/shurijo/5315
ガイドツアーのスケジュール、受付方法を紹介しているページへのリンクです。
□首里城公園ガイドツアー・VR体験会のご案内(首里城公園WEBサイト)
http://oki-park.jp/shurijo/information/detail/5316
ガイドツアーの再開に併せ、有料区域世誇殿内では、
正殿や御差床など
焼失前の首里城のバーチャル・リアリティ映像が体験できるようです。
3。首里まちづくりシンポジウム
~新・首里杜(すいむい)構想とサスティナブルなまちづくりを考える~
(NPO法人 首里まちづくり研究会WEBサイト)
https://www.e-sui.com/category/project/symposium/
今回のメルマガで学内プロジェクトに協力いただく組織としてご紹介した
NPO法人 首里まちづくり研究会のWEBサイトに、
同研究会が実施する勉強会やシンポジウムの案内が掲載されておりましたので、
前号の予告どおりご案内いたします。
□第一回 観光と首里まちづくりシンポジウム
開催日時: 2020年8月8日(土) (開場:15時半~/開始:16時~18時)
開催場所: タイムスホール
※申し込み方法等は、↑↑↑のリンク先にてご確認ください。
第12号でお伝えしたい内容は以上となります。
本学の公式HPに、
西田学長から、前学期を終えて夏季休業に入る学生の皆さんに向けたメッセージが掲載されました。
【学生の皆さんへの学長メッセージ ~感染の再拡大局面を迎えて~】
https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/15210/
そのなかで、
”楽しく会話しながらの食事は、 ヒト(ホモ・サピエンス)をヒトたらしめたものだという議論もあるくらい、
人間の本質に関わる重要なものです。
これをできるだけ控えようというのは、たいへん「非人間的」な要請だということになります。
しかし、新型コロナウイルスに感染しない・させないためには、
私たちは理性を働かせて、当分の間、3密を避けられない状態での、
家族以外の多くの人との飲食を控えていかねばならないと思います。"
という部分があり、
研究者や関係者の緩やかな連携からネットワークの拡充を目指す
私どもの取組が直面している困難と相通じるものを感じつつ、
だからこそ、今できることを実直に進めていきたいと思いました。
次号も首里城復興に関連したトピックをお届けしてまいりますので、
引き続きよろしくお願いします。
*このメルマガが不要な方は下記アドレスまでメールでご連絡ください。
■─────────────────────────────
│ 琉球大学 首里城ネットワーク担当
■─────────────────────────────
│ 〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地
│ TEL: 098-895-9096(内線:千原2012)
│ Email: shuri_net@acs.u-ryukyu.ac.jp
│ URL: http://www.res.lab.u-ryukyu.ac.jp/shuri_top.html
■─────────────────────────────
│ Twitterでも情報発信中!
│ @ShuriNet_Ryukyu
│ https://twitter.com/ShuriNet_Ryukyu
■─────────────────────────────