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B.プレアワード支援

(1)競争的研究資金公募情報システムの構築・運営

本学の競争的研究資金への応募企画力の強化を図るため、本学の研究者または本学が応募することが可能な競争的研究資金の公募情報を集約し、一括して検索できることを目的としたシステムを構築し、運用を開始しました。これにより、各研究者は、様々な省庁・機関のホームページに直接アクセスし、サイト内検索をすることなく、競争的研究資金の公募情報を効率的に収集することが可能となりました。本システム運営にあたり、研究企画室が中心となって学内の関連部署(研究推進課、産学連携推進課、国際学術推進課、医学部)との連携体制を構築し、平成28年12月に運用を開始しました。

 

(2)科研費の申請支援

不採択だった研究者に対して、悔しさが残るうちに開催する科研費再チャレンジ企画(ワークショップ・個別相談)、夏期開催の科研費獲得ワークショップ、秋の申請に向けての個別相談などをおこなっています。個別相談では、審査結果の分析や研究計画調書の手直しなどの支援を実施しました。さらには、獲得実績や審査委員のある研究者による科研費申請支援としてアドバイザー制度(研究推進課担当)も並行して実施しています(表1)。その他、競争的資金公募検索システムを構築し学内ホームページに掲載することによって、研究者が常時活用できるようになりました。科研費の採択内定者数も増加傾向にあります(図1)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(3)科研費申請支援のための情報発信

研究企画室の学内限定ウェブサイト『研究推進のための学内限定情報』を構築し、その中に科研費の情報に特化した『科研費特設ページ』を作成しました。当ページでは、研究企画室が平成27年に作成し、平成28年に改訂した『科研費申請ガイドブック(第2版)』をはじめ、ワークショップでの配布資料などを公開することで、学内の研究者に向けた情報共有を図りました。平成30年度より、科研費に関するトップページは学外にも公開しています。

 

(4)新たな共用機器システム(文部科学省委託事業)

本事業はURAが中心となって申請書を作成し、採択されました。平成28年6月より事業を開始し、部局単位で利用していた高額な生命科学解析機器の全学的共用化をおこない、さらに故障をきっかけに休眠化した機器の再生・共用化を進めています(平成28年度の予算 約4000万円)。採択後は研究企画室も研究基盤センター戦略的研究プロジェクトセンターとともに事業の運営に加わっています。

 

(5)地域の科学技術政策と連動したプレアワード業務

本プレアワード業務として、沖縄科学技術イノベーションシステム構築事業への対応もあげられます。この事業は沖縄県の委託により沖縄科学技術振興センターを資金配分団体として実施されるもので、平成27年度から始まっています。沖縄県の学術シーズと地域・企業等のニーズをマッチングし、大学と企業が連名で申請する点に特徴があります。研究企画室では多くの研究者の申請を支援してきました(表2)。

 

 

 

表1.科研費支援制度の利用者数

図1.科研費採択内定件数の推移

表2.沖縄科学技術イノベーションシステム構築事業のURAによる支援実績

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