学術ネットワーク Academic Network for Shurijo Reconstruction and Renaissance 琉球大学は、学術的な立場から首里城の再興に貢献します。

写真:河野哲舟

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No. 33 首里城関連トピックのご案内(2021年9月17日)

━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.033 ━2021.9.17━━

首里城学術ネットワーク メールマガジン

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*このメールは、首里城再興学術ネットワークのイベントに参加された方、

 沖縄県振興審議会委員等情報交換会ご案内メンバー、

 およびメール配信を希望された方などにお届けしております。

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お久しぶりです! 首里城再興学術ネットワークのメルマガ担当です。

 

気が付けば、前回のメルマガ発行からひと月以上が経ってしまいました。

来る10月3日に予定しています首里城再興学術ネットワークシンポジウム開催前に、

首里城関連の情報を明るい話題と併せて皆様にお届けしたく、

今回も拙文ながら書かせていただきます。

明るい話題と言えばやはり57年ぶり

本国でのオリンピック、パラリンピックの夏季大会。

沖縄発祥の空手をはじめ、県内出身者のメダル獲得の吉報に

胸を熱くされた方も多くいらしたのではないでしょうか。

「エイ!ヤー!」と空手の雄叫びで気合を入れて、

今号では首里城関連のイベントや、関連ニュースをピックアップして紹介します!

 

 

【1 首里城関連イベントのご紹介】

 

■首里城再興学術ネットワークシンポジウムを開催します!

 10月3日(日)、首里城再興学術ネットワークシンポジウムを

 オンラインにて開催します。

 行政、芸術、人材育成、学術の面から首里城復興と沖縄の歴史文化のルネサンスに

 関わっている沖縄県、沖縄県立芸術大学、琉球大学、そして多くの関係者の協力を得て、

 シンポジウムを開催します。

 是非とも大勢のお申込みをお待ちしています!

 

 〇第8回 琉大未来共創フォーラム 首里城再興学術ネットワークシンポジウム2021

 (首里城再興学術ネットワークウェブサイト)

 http://res.skr.u-ryukyu.ac.jp/shurijo_symposium2021.html

 

 〇シンポジウムプログラム・申込はこちらから行えます!(シンポジウムお申込みフォーム)

 https://forms.office.com/r/A32fzuvkZF

 

 〇(首里城再興学術ネットワークウェブサイト)

 https://res.skr.u-ryukyu.ac.jp/shuri_top.html

 

■文部科学省エントランスでの特別企画展に出展します!(2021年9月末〜)

 文部科学省では、省内の広報スペースを活用して、

 全国の大学・研究機関等が特色ある取組や成果を展示物として紹介する広報事業を行っています。

 私どもネットワークも令和3年度の広報事業として、

 多くの皆さまに活動を知っていただくことを目的に参戦することといたしました!

 展示のコンセプトは、(勝手ながら)名付けて、

 「一目瞭然!首里城再興学術ネットワーク」です。

 私どもネットワークのことや、

 これまでの取組について一覧性の高い展示を予定しています。

 学術ネットワークという緩やかながらも組織を超えて重なる想いを束ね、

 地域の課題に寄り添う取組をアピールできればと考えています。

 

 〇参考1 筑波大学のエントランス展示の様子(文部科学省情報ひろばHP)

 https://www.mext.go.jp/joho-hiroba/sp/index.htm#entrance01

 

 〇参考2 東京海洋大学のエントランス展示の様子(東京海洋大学WEBサイト)

 https://www.kaiyodai.ac.jp/events/general/201810010930.html

 

■11月1日は琉球歴史文化の日です!(琉球歴史文化の日ウェブサイト)

    https://ryukyubunka.jp/

 

 琉球歴史文化の日2021年度選定ロゴマークのデザインは、

 首里城をはじめ琉球文化が色とりどりの色彩で彩られていて、

 見ているだけで晴れやかな気持ちになります。

 

 〇琉球歴史文化の日条例(令和3年沖縄県条例第13号)が制定されました(沖縄県 琉球歴史文化の日ウェブサイト)

  https://ryukyubunka.jp/

 

 琉球歴史文化の日条例の前文に、首里城について触れられています。

 ウェブサイトでは、琉球歴史文化の日」をイメージした写真や

 かぎやで風演舞の映像を公募しています。

 是非応募してみてはいかがでしょうか。

 

 〇琉球歴史文化の日キックオフイベントについて

 https://ryukyubunka.jp/kick-off-event/

 (沖縄県 琉球歴史文化の日ウェブサイト)

 

 琉球歴史文化の日ウェブサイトには、

 7月22日に開催された琉球歴史文化の日キックオフイベント

 「沖縄の歴史や文化を学ぼう!」の動画も公開されています。

 1時間を超える動画ですが、

 へぇ〜な知識を得ることができましたので

 照会させてください!

 

 

【2 首里城関連ニュースのご紹介】

 

■首里城最古の写真が公開されました!

 公開されたのは3枚のモノクローム写真。

 1877年に撮影された写真です。

 

 一枚目は首里城正殿の写真。

 少しマゼンタ寄りのモノクロームの写真には龍柱や石畳が写し出されています。

 また、中央に全身白い服に身を包んだ人物が見えます。

 ポーズを取っているように見えなくもありません。

 琉球王国がまだ歴史上存在していた時代にカメラが存在していたこと、

 そしてこの写真をフランス人が持っていたことに、正直驚きました。

 この写真は、琉球王国時代の正殿を映し出した写真ということになると考えると、

 とても味わい深いです。

 

 2枚目は瑞泉門。

 写真の左側に映っている人は、

 腰を曲げて一体何をしているのでしょうか。

 この写真からは、視覚的な印象だけでなく、

 当時の匂いまで感じ取ることができます。

 

 3枚目は崇元寺の写真。

 中央付近に、3名の人物が映っています。

 写真からは表情まで見て取ることは難しく、

 どような表情でこちらを見つめているのか想像が膨らみます。

 これまで見たこともないカメラという物体を、

 フランス人ルヴェルテガ少尉がこちら側に向けているのを、

 不思議そうな様子で見つめているように思えました。

 彼らの「あれはなんだろう。なにをしているのだろう」

 という声が写真から聞こえてくるようです。

 

 この時代に琉球に住む人々は、カメラをまだ知らなかったのではないでしょうか。

 想像を膨らませて眺めてみると、

 懐かしさや視覚から受ける印象だけでなく、

 当時の匂いや写真に写る人物の声も感じ取ることのできる3枚ではないでしょうか。

 

 〇1877年にルヴェルテガ少尉が撮影した首里城正殿、崇元寺の風景、首里王城の図(瑞泉門)の写真画像を公開しました。(  沖縄県立図書館ウェブサイト)

 https://www.library.pref.okinawa.jp/archive/news/1877temple-dans-la-cour-du-palais-de-lo-sama.html

 

 〇最古の首里城写真を公開 県立図書館 デジタル書庫で閲覧、活用可に(琉球新報ウェブサイト)

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1389113.html

 

■「うちなーのシンカ、今こそ結ぶ世界の輪」第7回世界のウチナーンチュ大会、マークとフレーズ決定

 〇2022年10月30日から開催されます第7回世界のウチナーンチュ大会のシンボルマークとキャッチフレーズが決定されました!

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1387656.html

 (琉球新報ウェブサイト)

 

 https://wuf2022.com/ja/topics/1258

 (第7回世界のウチナーンチュ大会ウェブサイト)

 

 

 さて、久しぶりの発行となりました第33号、

 少しでも楽しめるコンテンツがあれば嬉しいです。

 冒頭でスポーツ色を出してみた今号となりましたが、

 スポーツ庁のホームページには、

 Withコロナ時代の運動不足予防のためのリーフレット・

 ガイドラインが掲載されています。

 

 〇(新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、

 運動事例について)

 https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/jsa_00010.html

 

 引きこもりがちな情勢が続いているため、

 運動不足な自身に対する自戒の念を込めるとともに

 更新頻度を戻しつつ、

 新たな視点と新しい話題をこれからも提供していきたい

 所存でございます。

 引き続き、温かなご愛顧をよろしくお願いいたします!

 

 

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